こんにちは。
てつを
本日は学校のしくみに関する記事です。
よく学校の働き方や制度について、世間では度々「古臭い」と言われることがありますが、実際のところはどうなのか?というのが本日のテーマです。
古臭い働き方や制度と言えば…その一つに年功序列というものがありますね。
ずばり!効率の学校は年功序列なのか?というのが本題です。
結論はいまだに学校では年功序列がまかり通っているということです。
この年功序列の制度についての概要とそれによる弊害について、お伝えします。
目次
学校の年功序列制度の根本
学校に年功序列制度の文化が根強く残っている原因の一つは、間違いなく雇用制度でしょう。
まず、公立学校の教師の給与は、公務員なので基本的に年齢給です。
てつを
そして、公務員という立場は基本的に終身雇用なので、よほどのことをしない限りはクビになりません。
犯罪レベルのことをしない限り、免職までいくケースはほとんどないでしょう。
なので、年齢が上がれば、給料と共に役職も上がっていくのは自然と言えますね。
以前、ぼくが勤めていた中学校の校長が平然と次のようなことを職員の前で言っていたのは衝撃的でした…。
このような雇用制度もあり、年齢が高い人が役職が上で立場も高い…もっと簡単に言えば、年寄りが偉いという昭和な文化が根強く残っています。
これが、年功序列の弊害と言えるでしょう…。
年功序列の弊害→老害が多い!
かなり過激な言葉を使っていますが…学校の中には本当に老害が多いです。
ぼくの肌感覚ですが、特に50代よりも上の年代に多いです。
上述した通り、学校の先生は年齢が上がれば給与も役職も高くなり、終身雇用で立場が守られているため、どんなに仕事ができなくても学年主任レベルまでは確実になれます。
年齢が上がれば立場が下の人がドンドン増えていき、普段相手をするのは、10代の若者…。
そんな閉鎖的な空間で働いていると、「自分が偉い!」と勘違いした、上から目線の老害が出来上がります。
- 同じ学年の職員に仕事は全部任せて、自分は働かない
- 後輩の手柄を横取りし、自分の失敗は後輩になすりつける
- 仕事中に自慢話をしはじめて長時間拘束
- 気まぐれに周囲の仕事に口出しをして、余分な仕事を増やす
- 気に入らないことがあるとキレて怒鳴り散らす
- 他人の話を聞かず、自分勝手に解釈をして暴走する(尻ぬぐいは後輩)
- などなど
もう挙げればキリがありませんね(笑)
始末に悪いのは、こういった人は保護者や上司にいい顔をすることです。
気付けない保護者、気付かない上司
こういった老害は、普通一般社会では淘汰されていくものです。
てつを
保護者や上司(校長や教頭)も気づきそうなものですが、不思議と気づかず(気づけず)成り立ってしまうことがあります。
保護者の場合は、先生の職員室での様子や普段の様子を知ることはできないので、いわゆる外面しか知ることはできません。
そのため気が付きにくいのです。
上司の場合は、常識のある人なら気が付いて何とかしてくれることもありますが、見過ごされることも多いです。
なぜなら、その上司も老害である可能性があるからです。
てつを
校長や教頭の中にも、同じように老害化して、学校がワンマン経営のブラック企業のようにしてしまっていることもあるのです。
老害は自分を持ち上げてくれる老害を重宝します。
中ボスがいれば、大ボスもいるのです(笑)
まとめ:年功序列の弊害に気付いてほしい
今回は、学校の年功序列制度とその弊害=「老害が多い」という現実をお伝えしました。
もちろん、すばらしい学校、校長、教頭、教師によって、質の高い学びの環境が整っている学校があるのも事実です。
しかし、そうではない学校も多い、という事実も併せて知っておいてください。
もし、皆さんが保護者なら、そんな先生に子どもを預けるのは嫌ですよね?
そういった問題のある先生に、保護者の方は気づきにくいかもしれませんが、気づきの種はあるはずです。
子どもの反応や実際に会って話した時の違和感など、そういった細かい気づきの種を大切にし、ぜひ良い先生とそうでない先生を見極める目を養ってください!
そうすることで、皆さんのお子さんを守ることにもつながっていきます。
もし皆さんが先生や生徒なら、同様に問題のある先生を見極める目は大切です。
誰が本当に同僚や生徒のことを考えて行動してくれるのか、見本になる人なのかを適切に判断できれば、あなたの未来も明るいはずです。
今回は年功序列や老害という、ちょっとネガティブなワードで記事を書いたので、不快に感じられた方もいるかもしれません。
でも、先生も保護者も生徒も、学校の良いところ・悪いところもしっかり理解することが大切です。
学校の良いところを活かして、質の高い教育を与えられる・受けられるようにしていきましょう。
今回はこれで終わります!
てつを
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